錦糸町のレンタルスペースを立ち上げた理由——ダンス教室の空き時間を収益に変える発想
弊社が運営するH&M DANCE STUDIOは、東京・錦糸町にある社交ダンス教室です。
レッスンのない時間帯——平日の昼間や、レッスンとレッスンの合間——スタジオは空いています。広くて鏡もある、きれいな空間が、何もしないまま時間だけ過ぎていく。
「もったいないな」と思ったのが、レンタルスペース事業を始めたきっかけです。
■ 「空き時間」を資産に変える
教室の稼働時間は、どんなに頑張っても24時間にはなりません。レッスン以外の時間に別の収益を生めれば、固定費を同じ負担のまま売上だけ増やせます。
そう考えてインスタベース・スペースマーケット・upnowの3つのプラットフォームに掲載してみました。最初は「本当に予約が入るのか」と半信半疑でしたが、思いのほか反応がありました。ダンスの練習、ヨガ、会議、撮影、個人レッスン——様々な用途で使っていただいています。
■ 3サイト掲載で学んだこと
プラットフォームごとに利用者層が違います。インスタベースはパーティーや趣味の集まりが多く、スペースマーケットはビジネス利用も多い印象です。upnowは地域密着型の利用者が多いと感じています。
それぞれのプラットフォームの特性に合わせて説明文や写真を変えることで、予約率が上がりました。「とりあえず全部に同じ内容で載せる」より、「この場所にはこういう使い方が向いている」と伝える工夫が大切です。
■ 料金設計で失敗したこと
最初は「安くすれば予約が入る」と思って低めに設定しました。ところが、安すぎると「何か問題があるのでは」と思われるのか、かえって予約が入りにくかったです。
周辺の相場を調べ直して適正価格に戻したところ、問い合わせが増えました。また、時期によって需要が大きく変わること——特に年末年始やクリスマス前後は需要が跳ね上がる——も実際に運営してみて初めてわかったことです。季節に合わせた料金調整も今では当たり前に行っています。
■ ダンス教室との相乗効果
思わぬ副産物もありました。レンタルスペースとして訪れた方が、「ここ、ダンス教室もやってるんですね」と興味を持ってくれるケースが出てきたのです。
スペースを貸すことが、教室の宣伝にもなる。一つの場所から二つの収益と認知を生み出せる、これが「アセットを活かす」ということだと実感しています。
空いているスペースや物件をお持ちの方、活用方法についてご相談があればお気軽にどうぞ。
株式会社BAI 代表取締役 伊藤英裕
伊藤 英裕
株式会社BAI 代表取締役